【稼げるのか?】副業で動画編集を1年2カ月してみた現実

副業

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はじめに

動画編集で「月5万円」。継続して「月10万円」。その後には、フリーランスに転身して「月7桁」を稼いでやると熱い想いを持って、副業を始めようとしている方は多くいますよね。最近、動画編集の副業に関心が高まっています。この記事では、副業で動画編集に1年2カ月取組んだリアルを紹介してみたいと思います。副業は自身の適性や環境によって成功するか、失敗するかがはっきり分かれると思っています。この記事を読むと自身が動画編集の副業に向いているかが判断できます。これから動画編集で稼いでやろうと思っている方は、是非、最後まで読んで参考としてください。

副業で動画編集をはじめたきっかけ

私が動画編集を始めたのは、転職がきっかけでした。

  • 転職したことで自分のための時間が大幅に増えた
  • 転職したことで年収が4割減となった
  • コンピュータ関係の仕事を長年していたため、パソコンのスキルを役立てたかった
  • 稼げそう

副業で動画編集を始めるために必要なものは

動画編集を始めるにあたり、必要となるものは「パソコン」「編集ソフト」「インターネット接続環境」の3つです。順番に説明します。

パソコンは下記のスペックが必要

  • OS : Windows / MacどちらでもOK
  • CPU: Intel Core i7以上
  • メモリ: 16GB以上
  • GPU: Geforce RTX 3060~ / NVIDIA RTX™ A2000~
  • HDD: SSD / HDD(要件により、種類や容量は異なる)

※実際の使用目的や環境によって必要なスペックは異なりますので、あくまで目安となります。

編集ソフト

編集ソフトはいろいろとありますが、仕事で使用するなら「Adobe Premiere Pro」がよいでしょう。案件依頼時に編集ソフトを指定される場合がありますが、「Adobe Premiere Pro」を使用していれば、ほぼ問題はありません。更にいうと「AfterEffects」や「Photoshop」等の多数のソフトが使用できる「Adobe Creative Cloud」を契約することがお勧めです。

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インターネット接続

素材(動画・画像・音声)の受け渡しや、完成動画の納品時は、ギガファイル便等を使用しますが、容量が大きいため、高速のインターネット接続環境が必要です。

スキルはどうやって取得したか

動画編集のスキル取得方法については2つあります。1つは「独学」
もう1つは「スクールを受講」。私は、途中で挫折する恐れがあったのでスクールを受講しましたが、現在はYouTube等で様々な情報が提供されていますので、意志が強い方は独学でも可能かと思います。

↓現役の動画クリエータが初心者へも分かりやすく解説↓

スクールのメリットとデメリット

メリット

  • 勉強していく順番が明確
  • 自分で解決できないことが質問できる(分からないことが放置したままにならない)
  • 授業料を払っているため、挫折せず最後までやりきれる

デメリット

  • 授業料が高額(私が受講したスクールは、約20万円)
  • 担当講師によって対応に違いがある
  • スクールで取得できるスキルは、YouTubeで検索すると大体は取得できる

案件を獲得するまで

ある程度の編集スキルを習得できたら、実際に案件獲得をしていきます。人によって様々ですが、私は初案件獲得までに2カ月程度はかかりました。主な方法は次の2点がメインとなります。

クラウドソーシングを利用

最初の営業方法としては、クラウドソーシングを使用して案件を獲得します。有名どころでは、「クラウドワークス」「ランサーズ」「ココナラ」等があります。単価が非常に安いですが、初心者がまず使用するため、ライバルが多く、なかなか案件が獲得できません。とにかく応募件数を増やすことが案件獲得の近道となります。

SNSを利用

2つ目として、X(旧Twitter)を使用する営業方法があります。SNSを利用した案件獲得は、クラウドソーシングに比べて、単価が少し高くなります。また、横のつながりが出来るため、案件の紹介をしてもらえたり、動画編集についての悩み事を相談できたりするメリットもあります。しかし、SNSを利用した営業も、簡単には案件が獲得できないため、クラウドソーシングと同じく、案件募集のポストに数多く応募するか、自身の持っている編集スキルについて頻繁に発信を行い、仕事の依頼を受けるかになります。

なかなか案件が獲得できない時に注意すること

案件が獲得できない時には、どう改善すればよいかをネットで検索したり、X(旧Twitter)を使用している方であれば、X上で相談したりしますが、そこでの注意点を記載します。

  • YouTubeで「月100万稼げます」みたいな発信は信じない
  • 高額なコンサルは、まず怪しいと疑う
  • SNS上のDMで「私の経験をお話させていただきますよ」には気を付ける

思うように成果が出ない時には、特に上記の内容に気を付けてほしいです。3点について私の経験談をお話しします。

YouTubeでの「月100万稼げます」発信

確かにそれだけ稼げている人もいるとは思いますが、ごく一握りの人だと思います。誰でも努力すれば、同じように到達できて再現性はかなり高いと言っていますが、実際は副業で「月3万円」を稼ぐことも大変なことです。そのような動画は、「そんな人もいるんだぁ」くらいで観とけば良いと思います。誰でもが、それだけ稼げれば会社員なんていなくなりますよね。

高額なコンサルは怪しいと疑え

どうすれば高単価案件を獲得できるかをネットで検索することがあると思いますが、調べているうちに様々なコンサルがあることが分かってきます。思うような成果が出ない時は、お金を払ってでも「ノウハウ」を得たいと思う気持ちは分りますし、本当に良いものなら投資するべきだと思います。しかしながら、ほとんどのコンサルは高額で実績がでないものと思われます。コンサル料で稼いでいる人の中には、ろくに動画編集もしてない人もたくさんいるようです。コンサルを受ける場合は、支払う金額に対して得るものがあるのか、しっかり考えましょう。副業で稼いだお金で元は取れなくなりますよ。そういう私自身も案件獲得のためのコンサルを3万円で買ったことがあります。たった3万円で案件が取れるようになれば安いものと考えていましたが、内容は酷いものでした。YouTubeで、どこにでもあるようなHow To動画の配信と、「案件が取れるポートフォリオ作成」の指導でしたが、それを元に作成したポートフォリオを動画編集会社の経営者に見てもらいましたが、「陳腐なポートフォリオで、これでは依頼しようとは思わない」といわれ、恥ずかしく悔しい思いをしました。

SNS上のDMには気を付ける

私の経験では、X(旧Twitter)で多くあったのですが、「動画編集」というキーワードで検索してきてフォローし、「よかったら私の経験をお話しましょうか」というDMを送ってきます。約10回程は実際に話を聞いてみたのですが、9割は下らない世間話を長々とした後に、コンサルの勧誘をしてきます。私は人の大事な時間を奪うのは犯罪だと思っているので、本当に腹が立ったことを覚えています。DMからのコンサル勧誘も非常に多いので気を付けるべきです。ただ、1人の方だけは本当に自分の経験や、どのように営業をしているかを教えてくれました。不思議に思った私は、その方に「なぜ見ず知らずの自分にそんなことを教えてくれるのか」と質問すると「いろいろな方と話すことで、自分の知らない経験や知識を増やしたい」といっていました。もちろんコンサルの勧誘等もなく、その後もDMのやりとりは続いています。

ネットを活用していると様々な勧誘がありますので、自身が本当に「必要なもの」、「有益なもの」を見極めて、お金を無駄に捨てることがないように気をつけましょう。※

動画編集は内職のような仕事

実際に案件獲得後に編集作業に取り掛かりますが、「編集作業が大変なところ」と「充実感を得られる部分」をお話しします。

動画編集作業が大変なところ

  • カット作業
    一番大事な作業で非常に神経をつかいます。素材尺が長時間だと非常に疲弊します。
  • テロップ入力
    自動文字起こしも使用できますが、最終は全てタイミングや改行部分の修正を行います。
  • 確認作業
    テロップの誤字はないか、SEの音量やタイミング、画像のチェック等で最低でも3回は完成品を見直すため、かなりの時間を必要とします
  • 時給換算すると驚くほどの低単価
    私は、いまだに高単価案件は獲得できないため時給換算すると500円程度になります。ひどい案件では、200~300円程度なため、アホらしくなってきます。

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充実感を得られる部分

  • 作成した動画がYouTubeにアップされた時
    動画がアップされれば嬉しいですし、再生回数が伸びれば充実感も感じられます

実際に1年2カ月で稼いだ金額は

それでは、私が副業で動画編集に1年2カ月取組み、どれだけ稼げたかを発表いたします。

2023年の1年間合計で、123,120円 月平均すると、10,260円

全然、稼げてませんね(泣)

私の副業としての動画編集のまとめ

1年2カ月の期間で動画編集の副業をしてきましたが、結論として私は、動画編集は辞めようと思います。私に不向きだった点を下記に記載しますので参考となれば幸いです。

  • 営業が得意ではない
    どんな仕事でも同じですが、営業で案件が獲得できなければ売上は上がりません。私は元々営業が苦手なため仕事がとれなかったことが1つの原因です。
  • 時給単価の低さに耐えれない
    時給200~300円での仕事を続けることに限界を感じた。案件をこなすごとにモチベーションが落ちていった。
  • SNSでの交流が苦手
    本来、「X」や「インスタグラム」はやっていなかったのですが、動画編集で案件をとるために始めましたが苦痛としか思わなかった。また、コンサル目的で近づいてくる人たちが面倒くさくて嫌になってしまった。

これから副業で動画編集を始める方々へ

私には副業としての動画編集は向いていませんでしたが、取組み方法によっては稼げる副業であると思っています。皆さんも感じていることだと思いますが、「YouTube」や「TikTok」の動画による流行やバスりは度々起こっています。また、動画広告市場規模は、成長し続けており、2024年には約6,860億円と予想されています。動画編集者は増えすぎていると、よく耳にしますが、自分の周りを見渡してみても、「動画編集をやっています」っていう人はあまり聞かないので、やり方によっては、まだまだ稼げる副業であると考えます。最後に動画編集に向いていると思われる人の特徴を記載します。

  • 地道な作業を苦と思わず、継続して努力ができる人
  • 営業の経験がある。または営業が好きな人
  • スケジュール管理がしっかりできて、納期を守れる人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • とにかく行動を起こす人

上記に当てはまる人は、しっかりと稼げると思います。
私のように、やってみて辞める分には後悔はありませんが、やらないままの後悔はどうにもならないと思います。まずは、行動することが大事だと思いますので興味がある方は挑戦してみてください。

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